部屋に入るとさすがとても広い






そして殺風景。
家具は必要最低限でモノクロで揃えられていた。






「そこのソファに座れ」






そう言われたソファはとても高級そうで…
真っ黒でふかふかな3人は座れるであろう大きなものだった






ソファに座って待っていると暖かそうな湯気が出ているマグカップをもってきた






今の季節は冬で外はとても寒かったからありがたい






それを私に手渡すと






「お前、名前は」






「ありがとう、私の名前は浅倉友加里」






「俺は羽崎朔夜、17でこの近くの高校に行ってる」






「え!?私と同い年?絶対年上だと思った」






「俺はお前は下だと思ってた…えらい童顔なんだな」






むぅ、気にしてるのに






「一言余計ですぅ!てか、私をここに連れてきてどうするつもりなの?」






「友加里が行くところないって言ったから連れてきただけ、ここ俺しか住んでないから好きなだけいたらいい」