私はそのあと貧血で意識を失って病院に入院した




誠はちょうど非番だからと一緒に病室に泊まってくれた




ひとつのベッドでぴったりくっついて横になり私は久しぶりに熟睡した




夢の世界に落ちる途中



きっとこれからも不安なままだけど




不安な分、一緒にいる時間を大切にする




帰りたいと気を強く思ってもらえるようできることをせいいっぱいやる




そんな決意をした