長い夜の終わりにキスを

ファンタジー

ららたそ/著
長い夜の終わりにキスを
作品番号
1459885
最終更新
2018/04/04
総文字数
13,964
ページ数
30ページ
ステータス
未完結
PV数
495
いいね数
0
「...お前名前は?」

「なっ、お前ってあなた私より年下でしょう!」

「は?俺、こう見えても16だから。」

「っえ!?だ、だ、だってあなた...!」

「呪いの類。...子供の姿から成長しないんだ。」


私、【街の花屋で働くアリア=カトリック】があの春出会ったのは__

言葉遣いがちょっと悪くて、

いつだって余裕がある、ちょっと憎たらしいヤツ。

...でもそのくせ、どこか生きることにおびえているように見えてーー

__いつからか守りたい、なんて思ってしまった

【天才子供剣士 アベル=イザナード】

____________________

【恋に落ちると子供の姿になってしまうという呪い持ち】

×

【友達を過去に失くしたことで薬学に長けた少女】


_______________________


「やめてよ...!死ぬ、なんて、そんなこと簡単に言わないで...!」

「...アリア、話したいことがある。」


やっと、彼の本音を引き出すことができたと思ったら__


「もう俺には近づかないでくれ。--本当はお前のこと、

はじめてあった時から大嫌いだった。反吐が出る。...もう顔を見せるな。」

その言葉と共に、彼は私の目の前から姿を消した。




そんな彼は、実は重い過去を背負っていてーーー



「気づいちゃった...これが、恋、なのね...。

これが、好きになる、って...いうことなのね...。」


「迷惑だって、わかってる。

私の顔が見たくないくらい、嫌っているのもわかってる。

それでも...!私は、あなたのそばにいたい。

...アベル君のこと、少しでもいいから、支えたいよ...!」



__どうか、私の願いが、この思いが、あなたを少しでも救いますようにーーー



これは、少年の過去に一人の少女があらがう物語


その物語が今、-ーー幕を開ける。

_________________________

更新▸週1
結のファンタジー企画参加作品

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