昼休みは今日も賑わっている。



教室に鳴り響く笑い声。



「白山さん、ちょっといい?」


「え?あ、うん。」



同じクラスの安藤くんだけど、話したことは一度もない。



「ちょっと……」



そう言って廊下に指をさす。



言われるがままに安藤くんについて行き少し教室から離れた廊下に着いた。