彼女はしばらくしてから、空を見上げた。

つられて俺も空を見上げた。


おぉー!今日は星が綺麗に見えるな。


彼女は砂浜に寝転がり、空を撮り始めた。



砂で汚れるとか気にしないのか。


…!!??

見すぎていたのか彼女と目が合った。

やばっ見すぎた!さっさと帰ろう!


「あの…」

声が聞こえ、恐る恐る振り返った。


「いつもこの時間にいますよね?」

「…はい」

なんだろう。

きもいとか思われたかな。