けれど、話している間に順番は現在やっているグループの次に回ってきてしまった。

そしてついに、彼らの発表が終わった。

一旦幕が下りてきていて、それがまるで桂碁たちを中心へと誘(イザナ)っているようだった。

「桂碁やろう!」

華が桂碁のほうをむいて言った。

「うん」

桂碁たちはステージの真ん中で円陣を組んだ。

そして、始まりを告げる曲紹介が入る。