「七瀬!?またあんた私の後ろなの!?」

「なんで嫌そうなんだよ!仕方ねーだろ!俺が決めたわけじゃねーんだし!」

「七瀬は大変そうだな。あ、因みに俺1番後ろの廊下側」

「「聞いてねぇよ!!」」

「...ひでぇ。で?お隣さんは誰さんなわけ?」

「え?となり?...そういえば...えーっと」



そっと向けた視線の先。

思えばこれが出会いかも。