セイくんは1年の時から、サッカー部のレギュラーに抜擢されるほどスポーツ万能。
モデルさんですか?と言いたくなるくらいスタイル抜群でかっこいい。
成績だって学年トップクラス。
当たり前だけど、そんなセイくんが人気がないわけがない。
「はぁ……。」
大きくため息をついたあたしを、マキちゃんはあきれたように見た。
「あー!!もーう!!
いつまでこんな毎日過ごしてんの!
そんなに好きなら告白しちゃいなよ!!」
2人っきりの教室に響き渡るマキちゃんの声
「マ、マキちゃん!声大きいってば!!
こ、告白とか!!いきなりそんな......。」
「いいの?グズグズしてると誰かに取られちゃうよ?
ただでさえモテるのに。」
「うぅ……。」
「頭もよくて運動神経もバッチリ!
それに加えイケメンときたら。
世の女がほかっとくわけないでしょ?」
「ないです......。」
マキちゃんに返す言葉が何も出てこなかった。
閉めたカーテンの隙間からかすかに見えるセイくんの姿になんだか泣きそうになる。
眺めてるだけで幸せなはずなのに
どうしてこんなに胸が痛いの。
モデルさんですか?と言いたくなるくらいスタイル抜群でかっこいい。
成績だって学年トップクラス。
当たり前だけど、そんなセイくんが人気がないわけがない。
「はぁ……。」
大きくため息をついたあたしを、マキちゃんはあきれたように見た。
「あー!!もーう!!
いつまでこんな毎日過ごしてんの!
そんなに好きなら告白しちゃいなよ!!」
2人っきりの教室に響き渡るマキちゃんの声
「マ、マキちゃん!声大きいってば!!
こ、告白とか!!いきなりそんな......。」
「いいの?グズグズしてると誰かに取られちゃうよ?
ただでさえモテるのに。」
「うぅ……。」
「頭もよくて運動神経もバッチリ!
それに加えイケメンときたら。
世の女がほかっとくわけないでしょ?」
「ないです......。」
マキちゃんに返す言葉が何も出てこなかった。
閉めたカーテンの隙間からかすかに見えるセイくんの姿になんだか泣きそうになる。
眺めてるだけで幸せなはずなのに
どうしてこんなに胸が痛いの。