真さんは、ウンウン頷いてる。


喋れないくらいおかずを口に詰め込んでるからね。


「性格悪けりゃいくら美人でもブスなんだよ」


冷さん、意外と良いこと言うんだ。


「じゃ、愛ちゃんは?可愛いって思ってるんだ?性格。だから一緒に住んでんの?」


湊斗さんの突然の質問に驚いてむせてしまった。


「さぁ。あ、でも食事中にむせる女は無理」


「すみませんねっ」


女でも男でもむせることくらいあるでしょ。


「でも、珍しいよな~。冷が女に優しくしてんの」


「優しくした覚えはない」