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「倖が来たんだって？」
「そうそう」
リビングのテーブルを囲むのは、私と冷さん。
そして、ピンクヤンキーこと相沢真（あいざわまこと）さん。
ちなみに白龍の副総長らしい。
超明るい茶髪ヤンキーこと磯山大和（いそやまやまと）さん。
銀髪ヤンキーこと道守湊斗（みちもりみなと）さん。
真さんと私が同い年で、大和さん、湊斗さんは冷さんと同い年。
「〝そうそう〟じゃねぇよ。真のせいで俺のジャージが汚れたんだろ」
冷さんは、そこに怒ってるらしい。
私が尻餅をついたときに、汚してしまったジャージは冷さんのジャージ。
「てか、冷が付き合えばいーだけの話じゃん。ほぼ彼女みたいなもんだろ」
大和さんが、おかずを頬張りながら言った。
「美人で可愛いしよ」
湊斗さんも。
