……てか。


死ねよって言われなくても、どーせ死ぬんだけどね。


「ど?浮気がバレた気分は」


「え、いや…浮気じゃ─」


ドンッ


女とは思えない強さで押されて、少しジメッとしてる砂に尻餅をつく。


「倖ちゃん!!」


ピンクは倖さんの腕を掴んで止めたけど、遅い。


「ウザ。今日はこのへんで許してあげるけど、またいつか続きしてあげる」


倖さんは冷たく微笑んで、ピンクを思いっきり振り払って公園から出ていった。