頑張れ、私。


深呼吸して、ようやく口を開くことができた。


「…3人にはずっと隠してた。私、病気なの」


しっかり顔をあげて、3人の反応を見る。


「………病気…?なんの?」


言葉を発したのは悠里だけ。


蒼汰と陸は黙ってる。


「心臓」


3人は受け入れてくれるだろうか……。


こんな私を…。


長い長い沈黙が、私の鼓動を速くさせた。


何も言ってくれないってことは、病人の相手なんかできないってことなのかな……。