8月1日2:00 網代 幸雄
「何処だよここ......」
夏だと言うのに異常な寒さ。網代は先ほどまでコンビニで漫画を立ち読みして、家に帰ろうとしていたところだった。いつもなら見慣れている景色だったが、気がつくとそこは、明かりのない見慣れない景色へと変わっていた。 腕時計を見ると2時を回っていた。網代は丑三つ刻の話をなくなった祖母から聞いていたが、あまりにも現実離れしていたため信じてはいなかった。
「はっ...まさかな...............。」
携帯電話を開くと圏外。電話は勿論繋がらない。
「マジかよ。最悪だな。」
幸雄にはその言葉以外出てこなかった。最悪である。寒気と眠気が幸雄を襲う。幸雄はそれに耐えつつ、見慣れない景色を行く。
「何処だよここ......」
夏だと言うのに異常な寒さ。網代は先ほどまでコンビニで漫画を立ち読みして、家に帰ろうとしていたところだった。いつもなら見慣れている景色だったが、気がつくとそこは、明かりのない見慣れない景色へと変わっていた。 腕時計を見ると2時を回っていた。網代は丑三つ刻の話をなくなった祖母から聞いていたが、あまりにも現実離れしていたため信じてはいなかった。
「はっ...まさかな...............。」
携帯電話を開くと圏外。電話は勿論繋がらない。
「マジかよ。最悪だな。」
幸雄にはその言葉以外出てこなかった。最悪である。寒気と眠気が幸雄を襲う。幸雄はそれに耐えつつ、見慣れない景色を行く。