「ちょっと王子様 ..もう少し気品のある言葉で ..」

向こうの植木鉢の後ろからお高そうなスーツを着た片眼鏡をしてる 、こちらも立派な猫耳と尻尾を生やした 、執事的な位置にいそうな人が私の目の前にいるこの変人に話しかける 。私も随分と幼稚でリアルな夢を見るもんだな 。こんなの現実ではありえないし 。


「あっ 、そうじゃん!」

「申し遅れました 、私めはにゃんにゃん星から来ました 、次期王子の猫間 祐太と申しm 「お帰りください」酷いよお!! 」

夢だよね 、夢だ 。1回玄関の扉を締めたらコイツらは居ないはず 。勢い良く扉を締める 。ゆっくりと扉を開けてみる 。居る 。ふざけないでよ 。こんなの現実にあり得るわけないし 。