先生の言葉にあたしは戸惑った。

「何…この状況でそんなこと言ってんの…?」

「俺知り合いがレストラン経営してるんだけど行かないか?」

「…」

「大丈夫だよ、そのレストラン場所が悪くて客が少ないし。今、その顔人に見られるの嫌だろ?
それでも、お腹は空く!いい奴だから、な?」

「先生の友達信じれないし…行かない。お腹空いてないから帰る。ひとりで帰れる。じゃあね」