「……ありがとうございます。凄く凄く嬉しいです」


先輩の艶やかな瞳に、今日一のドキドキ感じてとても正視出来ない。

だって……大人の色気醸し出しすぎ。

もう……先輩に酔いしれそう。


「本当は、上の二つ星レストランで祝うつもりだったけど、あまりに寝顔が可愛かったからさ……つい癒されてたら俺も座って寝ちゃって少し前に起きたばかり。……ごめん勝手に入って。何度かノックしたけど返事なくて、倒れてたりしたらって心配で」


「……全然、大丈夫です」


でも本音は、恥ずかしい……寝顔見られた。

でも先輩も一緒に寝てたんだ。

私も先輩の寝顔見たかったな。