ー3年前(中学1年生)ー
拓未「先輩。正直に奈子に何したか教えてくださいよ?」
3年生「ハッ?何のこと?」
2年生「それ以上あることないこと言うとどうなるかわかんねぇぞ!!(怒)」
拓未「ネタはもう上がってんだよ。あんたらが奈子の秘密を握ってクラブにつれまわしたり小遣いせびってるってことがなぁ!!」
2年生「しょ、証拠はあんのかよ?」
拓未「オレ、この3日間あんたら何してたか全部動画に納めてんだよ!!」
2年生「なっ・・・・・」
拓未「いんだぜ。これ全部ネットに流しても?」
3年生「やってみろよ。まぁ、できるわけないよなぁ!」
2年生「なんでそう言いきれるんですかパイセン?」
3年生「考えてみろよ。オレらこの3日間修学旅行でこの地域にいなかった。つまりだ3日間なにもしてないんだよ!!」
2年生「なんほどさすが先輩です。残念だったな!! 1年坊!!」
拓未は少しニヤっとした。
拓未「ということは、クラブにつれまわしたり小遣いをせびってたのは認めるんだな!!」
2年生「はっ?だから知らねぇって!!」
拓未「だって、修学旅行に行ってた’’3日間’’はなにもしてないんだろ?つまり逆に考えたら3日間以外はやったってことだろ?」
2年生「あ、あぐっ!! どうしましょう?先輩。」
3年生「知らねぇなぁ?」
そう言ったあと拳が飛んでくる。
顔に2発。
拓未「いってぇ~!すぐ殴るのとか頭悪い証拠ですよ!セ・ン・パ・イ!(笑)」
3年生「はぁ~?(怒)ぶっ殺す!!」
2年生「先輩!!ふくろにしましょう?」
3年生「そうだな!!悪く思うなよ?(怒)」
それから1時間ひたすら殴られた。
顔がパンパンに腫れ上がるほどだ。
3年生「ハァ、ハァ、これぐらいで勘弁してやるよ!」
2年生「よかったな!ハァ、ハァ、勘弁してもらえてよぉ~!!」
拓未「うぅぅ~。くっ。いってぇぇ。」
奈子「なんでこんな危ないことするの?拓未死んじゃうかもしれなかったんだよ?」
拓未「関係ないね。オレは、正しいと思ったことをしてんだ。もしそれが間違ってんなら止めてくれればいい。でもな、鼻や骨は折れてもオレの’’信念’’だけは曲げられねぇよ。」
奈子「バカ。でも・・・・・・、ありがとう。」
その3日後、あの先輩たちは退学処分のち警察に逮捕された。
というのもとっさに拓未が自分の殴られてるシーンをスマホで私に撮影させていたのだ。
目的は違えどやり返したことには変わらない。
あの出来事で私は拓未のことが・・・・
ー放課後ー
拓未「じゃーな。京介部活さぼんなよ。」
京介「さぼんねーよ。じゃな。」
栗田「拓未~彼女ほしい~よ~!」
拓未「へい、へい、また明日な。」
そう言ってきょうしつをあとにする。
玄関で靴を履き替える。
由季「今日、部活あるからこれで。また明日ね。」
奈子「またね。茶道部は相変わらず忙しそうだね。」
真美「由季ちゃんはお茶が好きですからねー。」
奈子「もう、かわいいよ。真美。」
真美「うわぁ。くすぐったいですよ~。」
奈子「それじゃぁ、帰るね。」
真美「またあしたですよ。」
奈子「また明日ね。」
そう言って玄関で靴を履き替えて外にでる。
少し前を拓未があるっているのを見つけて走って追いかける。
奈子「拓未一緒に帰ろ?」
拓未「いいよ。」
奈子「そういえば2時間目の数学のテストどうだったの?」
拓未「まぁ、ボチボチかな。そっちは?」
奈子「えっ?私はぁ~・・・」
拓未「おいおい。人には聞いといて自分はこたえないとかどうなの?」
奈子「ん~!!(泣) だって全然できなかったんだもん。」
拓未「やっぱりな。奈子は昔から計算系が苦手だからな。」
奈子「だって~。」
拓未「そういえば、小6の時のさ・・・・・覚えてる?」
奈子 「覚えてるよ。だってあの時・・・・・」
たわいもない話は長い時間続いた。
私たちにしかできない''昔話''だった。
奈子「もう、17年間幼なじみやってるんだね。」
拓未「長いなぁ~。」
奈子「ねぇ。あっという間だったなぁ。これからも続くんだね。」
拓未「オレは、一緒幼なじみとかごめんだな。(笑)」
奈子「ひど~い!それどういう意味?どうせこんな身長小さくて幼児体型の幼なじみ恥ずかしいとかそういうことでしょ。」
拓未「オレは好きだけどな。''奈子のこと''」
奈子「・・・・・それって・・・・もう、私もだよ。」
笑顔がこぼれた。
いとも簡単に曖昧ないいかたをする幼なじみ。
奈子「正式に私に告らせてくれないかな?」
拓未「いいよ。」
奈子「好きです。付き合ってください。(照)」
拓未「喜んで。(笑)」
拓未「先輩。正直に奈子に何したか教えてくださいよ?」
3年生「ハッ?何のこと?」
2年生「それ以上あることないこと言うとどうなるかわかんねぇぞ!!(怒)」
拓未「ネタはもう上がってんだよ。あんたらが奈子の秘密を握ってクラブにつれまわしたり小遣いせびってるってことがなぁ!!」
2年生「しょ、証拠はあんのかよ?」
拓未「オレ、この3日間あんたら何してたか全部動画に納めてんだよ!!」
2年生「なっ・・・・・」
拓未「いんだぜ。これ全部ネットに流しても?」
3年生「やってみろよ。まぁ、できるわけないよなぁ!」
2年生「なんでそう言いきれるんですかパイセン?」
3年生「考えてみろよ。オレらこの3日間修学旅行でこの地域にいなかった。つまりだ3日間なにもしてないんだよ!!」
2年生「なんほどさすが先輩です。残念だったな!! 1年坊!!」
拓未は少しニヤっとした。
拓未「ということは、クラブにつれまわしたり小遣いをせびってたのは認めるんだな!!」
2年生「はっ?だから知らねぇって!!」
拓未「だって、修学旅行に行ってた’’3日間’’はなにもしてないんだろ?つまり逆に考えたら3日間以外はやったってことだろ?」
2年生「あ、あぐっ!! どうしましょう?先輩。」
3年生「知らねぇなぁ?」
そう言ったあと拳が飛んでくる。
顔に2発。
拓未「いってぇ~!すぐ殴るのとか頭悪い証拠ですよ!セ・ン・パ・イ!(笑)」
3年生「はぁ~?(怒)ぶっ殺す!!」
2年生「先輩!!ふくろにしましょう?」
3年生「そうだな!!悪く思うなよ?(怒)」
それから1時間ひたすら殴られた。
顔がパンパンに腫れ上がるほどだ。
3年生「ハァ、ハァ、これぐらいで勘弁してやるよ!」
2年生「よかったな!ハァ、ハァ、勘弁してもらえてよぉ~!!」
拓未「うぅぅ~。くっ。いってぇぇ。」
奈子「なんでこんな危ないことするの?拓未死んじゃうかもしれなかったんだよ?」
拓未「関係ないね。オレは、正しいと思ったことをしてんだ。もしそれが間違ってんなら止めてくれればいい。でもな、鼻や骨は折れてもオレの’’信念’’だけは曲げられねぇよ。」
奈子「バカ。でも・・・・・・、ありがとう。」
その3日後、あの先輩たちは退学処分のち警察に逮捕された。
というのもとっさに拓未が自分の殴られてるシーンをスマホで私に撮影させていたのだ。
目的は違えどやり返したことには変わらない。
あの出来事で私は拓未のことが・・・・
ー放課後ー
拓未「じゃーな。京介部活さぼんなよ。」
京介「さぼんねーよ。じゃな。」
栗田「拓未~彼女ほしい~よ~!」
拓未「へい、へい、また明日な。」
そう言ってきょうしつをあとにする。
玄関で靴を履き替える。
由季「今日、部活あるからこれで。また明日ね。」
奈子「またね。茶道部は相変わらず忙しそうだね。」
真美「由季ちゃんはお茶が好きですからねー。」
奈子「もう、かわいいよ。真美。」
真美「うわぁ。くすぐったいですよ~。」
奈子「それじゃぁ、帰るね。」
真美「またあしたですよ。」
奈子「また明日ね。」
そう言って玄関で靴を履き替えて外にでる。
少し前を拓未があるっているのを見つけて走って追いかける。
奈子「拓未一緒に帰ろ?」
拓未「いいよ。」
奈子「そういえば2時間目の数学のテストどうだったの?」
拓未「まぁ、ボチボチかな。そっちは?」
奈子「えっ?私はぁ~・・・」
拓未「おいおい。人には聞いといて自分はこたえないとかどうなの?」
奈子「ん~!!(泣) だって全然できなかったんだもん。」
拓未「やっぱりな。奈子は昔から計算系が苦手だからな。」
奈子「だって~。」
拓未「そういえば、小6の時のさ・・・・・覚えてる?」
奈子 「覚えてるよ。だってあの時・・・・・」
たわいもない話は長い時間続いた。
私たちにしかできない''昔話''だった。
奈子「もう、17年間幼なじみやってるんだね。」
拓未「長いなぁ~。」
奈子「ねぇ。あっという間だったなぁ。これからも続くんだね。」
拓未「オレは、一緒幼なじみとかごめんだな。(笑)」
奈子「ひど~い!それどういう意味?どうせこんな身長小さくて幼児体型の幼なじみ恥ずかしいとかそういうことでしょ。」
拓未「オレは好きだけどな。''奈子のこと''」
奈子「・・・・・それって・・・・もう、私もだよ。」
笑顔がこぼれた。
いとも簡単に曖昧ないいかたをする幼なじみ。
奈子「正式に私に告らせてくれないかな?」
拓未「いいよ。」
奈子「好きです。付き合ってください。(照)」
拓未「喜んで。(笑)」