「お兄!」バンっ 全てがゆっくりに見えた… お兄が撃たれて、お母が撃たれて倒れて死んでて、お父は死んでる姿… 私を怒らせるのは充分だった… 「良大…オまえが…」 「歩君!さぁ!おいで!邪魔なやつらは排除した! 僕と一つになろう!」 「……ウソでしょ?ねぇっ!嘘って言って!良大!」 良大は家族と同じだったのに! 「良大!」