そして、俺たちは卒業し、合格発表の日がやってきた。

会場に着くと、すぐ ひなを見つけられた。

やっぱり、可愛い。
そして、どこか大人っぽさがある。

お願いします
ひなと一緒に通わせてください。



そして、俺の願いが届いたのか
ひなも俺も合格したのだ。



大学生活が始まると、何を面白がってるのか、高坂が協力してくれるようになった。


まさか ばったり遭遇。
心の準備が出来てなかった俺を見て、早くしろと言わんばかりに、突然ひなと再開した。

今すぐ気持ちを伝えたい。
抱きしめたい。
触れたい。

今まで我慢していた気持ちが、一気に込み上げてきた。

俯いているひなを抱きしめようとすると、

(ダメ!まだ早い!なにしてるの!頭をなでなでしてあげて!)

と、口パクで 高坂から説教された。

そして、アドバイス通り、ひなの頭をなで、俺はその場を去った。