上の空…か。 俊稀って、意外とクラスのみんなを見てる… よく、困っている人を見ては助ける… そんな心優しい俊稀。 「ははっ! 俊稀ってほんと、よく見てるね?」 『…お前だから』 「ん?」 『いや?何も? よし、じゃぁ1本跳ぶか!』 そうマットから飛び起きて、大きく伸びをして笑った笑顔が太陽の光に照らされて… 思わず、ちょっと見とれてしまった…