私は,ただボーとしていた。

十分ぐらいが,経った頃だった。

隼人は,翔太の家にきた。

私は,まだボーとしていた。

翔太が隼人にきれている。

翔太の家にあったナイフを

翔太が隼人にむけた。

「翔太やめて」

と言ってナイフを,取り上げた。

この時,初めて隼人の大切さがわかった。

翔太が隼人をしばいた。

後は,ひたすら泣いた。

私今まで,隼人がいて当たり前だと

思っていたから,隼人が

私から離れてやっと気づいたよ。