その結果、リードしたい側の男達はいつも、リードする側の私についてこれなくなって離れて行く。 ならば私がリードされる側になればいいだけの話かもしれない。 でもそれは、私のプライドが許さない。 誰かが自分を頼ってくれるのは嬉しい。 でも、自分が誰かを頼るのは大っ嫌いなのだ。 だから交際においても、私は常にリードする側でいたいのである。