「あ、あっちの方綺麗だよ!」
「行こうか。じゃあ姉さん、また後で」
「お兄ちゃんもバイバイ!」
「「………」」
あっという間に見えなくなってしまった2人に、私達は言葉を失ってしまう。
「……俺達も行くか」
少しの沈黙の後、ゆっくり口を開いた先輩に、私も゙はい゙と答えて歩き出した。
「「………」」
なんか、変な空気になっちゃった…。
気まずい……。
前を歩く先輩の後ろ姿を見上げると、秋良達が思い出される。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…