舞子side❥❥❥


「あははっ、悠久のやつ、面白かったなー!」


「本当、2人とも顔真っ赤にして可愛かったー!」


先輩が悠久先輩の名前を呼んだ後、悠久先輩達を囲んでいたギャラリーが一斉にこっちを見て、愛生は顔を赤くしていた。


そして同じように赤い顔をして駆け寄って来た悠久先輩から、逃げるように私達はその場から去って行っていたのだ。


「あははっ、もぉ、笑い疲れちゃったー……」


「あの2人は見てて飽きないよなー」


「ふふっ、そうですね」