呼び出されて来たのは屋上。

あぁ、確かここで告白して付き合ったんだっけ?

思い出の場所だな


そういえば、何故呼び出したんだ?



「話ってなに」


そう聞くと、話始める美波。


美波
「明後日、一緒に出掛け「は?何言ってんの?」え?」


は?俺は何を言ってるんだ!

それでも、言葉は次々とでてくる。



美波
「そっか、彼女面してんじゃねぇよ…か
今までのも全部お遊びだったんだね。
どうせ、私が苦しんでるのを笑って見てたんでしょ!?
もう、私たちは終わったんだ。
さようなら。あんたなんか大っ嫌いよ」



俺は、固まって動けなかった。

俺は、何も言ったんだ?

俺は、今までどんな酷いことをしてきたんだ?


そんな事が頭を巡る。


俺は

なんて、ひどい奴なんだ…


いや、こんなことをしている暇はない。

早く追いかけなければ!


気付けば、俺は
美波を追っていた。