あ、そっか

そうやって私を惚れさせて

力を利用しようとしてるのか


まぁ、いいや


じゃあ、お望み通り利用されますよ


流鬼の頬にある傷にキスをする


驚いて、固まっている流鬼

面白い


『...フッ...フフッ』

「お前もしかして

俺に惚れ『それはない』


私にそう言われて、残念そうな顔をする