「なんだそれっ」







2人で笑いあって過ごしていきたい。








2人でたくさんの思い出を作りたい。








これから先、ずっと智紀のそばに居たいから。







智紀と過ごした日々を忘れたくないから。







『智紀、交換日記始めようか。』








「交換日記?」








なんでまた急に言うんだよ。みたいな顔をしている智紀に








『これから、お互いの事をもっと知っていきたいの!』








智紀が悩んでいる時に、1番に気付くのは私でありたい。








「まぁ、いいけどー」







これが私達の思い出になるなんて、その時は思ってもいなかった。







2人の思い出が残る大切な日記に。