「……はぁっ……」


家に帰ってきても、さっきの2人がフラッシュバックするだけで

もやもやとして落ち込むだけだった。



「あーーーもうっ」

そこら辺のものを手にとり、壁へ投げつけた。


だけど、もやもやもいらいらも晴れなくて惨めな気持ちになるだけだった。


元々、友達の延長でそういう関係になって付き合っただけ。



だと思ってるのは多分結人だけで、私はずっとずっと、友達関係をキープしつついつでも彼女になれるように、なりたいと思って近づいた。





それが、この仕打ちなのかな。




しかも、彼女の家の近くで堂々と、か……。