「私、智悠さんがいいです…。」
「俺でいいの?」
「はい。」
蓮叶君はちょっと少し怖い感じだし、
智悠さんは優しそうでなんか信用出来そう。
だから私は智悠さんを選んだ。
「じゃあ、秀明さん、行ってきます。」
「おー、気をつけてなー。」
東城さんに見送られて事務所を出た。
すると智悠さんはビルの横につけられている
ワゴン車のドアを開けてくれた。
「どうぞ、お姫様。」
「え…あ、はい…。」
私は言われるがまま助手席に乗る。
ドアが閉められてから、
すぐに智悠さんが運転席に乗ってきた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…