「ただいま」
「あら、おかえり。やけに早いじゃない。今年の誕生日は友達とご飯食べるから要らないって言ってたでしょう?」
リビングのドアを開けると、台所に立っていたお母さんがそう言って顔をこちらに向ける。
「みんなそれぞれ予定が入っちゃって遊べなかったの。それにどうせケーキとか買ってあったりすんじゃないのー?」
そう言って冷蔵庫を開けると、やっぱりそこには少し大きめの白い箱が入っていた。
「ご飯は食べなくてもケーキは絶対食べると思って用意してあったの。
いつも少ないってうるさいから、今年は多めに苺入れてもらったからね」
とお母さんは笑った。
「うっそ、マジで?!」
嬉しさのあまり先走ってケーキの箱を開けると、大好きなショートケーキの上に苺が密集するぐらいに乗っていた。
ショートケーキというよりは苺ケーキだ。
「あら、おかえり。やけに早いじゃない。今年の誕生日は友達とご飯食べるから要らないって言ってたでしょう?」
リビングのドアを開けると、台所に立っていたお母さんがそう言って顔をこちらに向ける。
「みんなそれぞれ予定が入っちゃって遊べなかったの。それにどうせケーキとか買ってあったりすんじゃないのー?」
そう言って冷蔵庫を開けると、やっぱりそこには少し大きめの白い箱が入っていた。
「ご飯は食べなくてもケーキは絶対食べると思って用意してあったの。
いつも少ないってうるさいから、今年は多めに苺入れてもらったからね」
とお母さんは笑った。
「うっそ、マジで?!」
嬉しさのあまり先走ってケーキの箱を開けると、大好きなショートケーキの上に苺が密集するぐらいに乗っていた。
ショートケーキというよりは苺ケーキだ。