「てかさぁ〜沙織ちゃんって言うの止めよ?沙織でイイよ。」









あたしが言うとよしくんは嬉しそうに笑った。






「バイト先であいつと二人きりになるなよ。危ないから。二人になりそうなときはその場から離れろよ。あともしも二人になったらすぐ携帯かけて。俺マナーモードにして持っとくから。」








運転しながら真剣に心配してくれた。











そんな心配されたことない…






「うん。大丈夫だって。あたし強いから」