サラサラと桜が舞う今日
私、雪山みきは高校生活の幕を開けるのだ。。。
なーんてそんな漫画のように始まるわけがなく、
「みき!!!早く起きなさい!!もう7時よ?!入学式遅れるわよ!」
リビングから母が大声で言う。
「んー。はいはい。分かったよぉ〜。」
なんて言いながら制服に着替える。
「あ、私もう高校生なんだ。」
私の目の前にある制服は中学のもの。
高校の制服はまだ棚の中だ。
「やばい!!!!」
そこで私はことの重大さに気がついた。
急いで棚から制服を出して着替えをし、セミロングの髪を一つにまとめた私は装具をはめて杖をつきリビングに行く。
「おはよ!!お母さん!」
「おはよう。だから言ったでしょう?みきは歩くのが遅いんだから早く起きなさいって。」
「ごめんって。明日はちゃんと早く行くからさ!」
「はいはい。もういいから早く行きなさい。」
家のドアを開けて赤と黒で彩られた車椅子に乗る。
「行ってきます!!」
「はぁーい。気をつけてね!」
「うん!」
お母さんが遠くからお見送りの言葉を言ってくれた。
今日は抜けれない仕事があるらしく入学式には来れないらしい。
私は腕時計を見て焦りながら車椅子を全力で漕いだ。
私、雪山みきは高校生活の幕を開けるのだ。。。
なーんてそんな漫画のように始まるわけがなく、
「みき!!!早く起きなさい!!もう7時よ?!入学式遅れるわよ!」
リビングから母が大声で言う。
「んー。はいはい。分かったよぉ〜。」
なんて言いながら制服に着替える。
「あ、私もう高校生なんだ。」
私の目の前にある制服は中学のもの。
高校の制服はまだ棚の中だ。
「やばい!!!!」
そこで私はことの重大さに気がついた。
急いで棚から制服を出して着替えをし、セミロングの髪を一つにまとめた私は装具をはめて杖をつきリビングに行く。
「おはよ!!お母さん!」
「おはよう。だから言ったでしょう?みきは歩くのが遅いんだから早く起きなさいって。」
「ごめんって。明日はちゃんと早く行くからさ!」
「はいはい。もういいから早く行きなさい。」
家のドアを開けて赤と黒で彩られた車椅子に乗る。
「行ってきます!!」
「はぁーい。気をつけてね!」
「うん!」
お母さんが遠くからお見送りの言葉を言ってくれた。
今日は抜けれない仕事があるらしく入学式には来れないらしい。
私は腕時計を見て焦りながら車椅子を全力で漕いだ。