「なっちゃん、どこに行っても私たちのこと忘れないでよね!!あと!たまには遊びに来てね!」


ビシッと私を指さしながら言ってきた。ほんとに可愛い子妹弟をもったものだ。


「当たり前でしょ!みんな待っててね!」


そう言うとみんな笑顔で「うん!」と答えてくれた。


「それじゃあ。またね。」


そう言って施設を出た。

兄の車乗って振り返るとみんな出てきて手を振っていた。