「島岡ー、見てるかー?」

「ライブ、先輩が来るまで俺たちで繋いでますから」

「僕たち皆で島岡先輩の事、待ってますからねー」

「ほら、津田!なんか言え!」

「あっ、えっと。待ってます」

「もうちょっと気の利いた事言えねぇのかよ!」

「なら健が何か言ってよー!」

「あー!おい、島岡!いや、夢!・・・悪かったな、無理に誘って。・・・高校最後の学校祭だからよ。青春って感じの思い出、夢にも作って欲しかったんだ。・・・俺の勝手なお節介だったよな、ほんと悪い。・・・ただ、嫌じゃないんなら帰ってきてほしいんだ。帰ってきて俺たちと一緒にライブを作って欲しい」