「それ、ホントか?!」

勢い込んで聞いたのでビックリした顔をしたが


「お、おう!マジだぜ!お前モテるよなぁ。」

そう呟いてそいつは練習に戻った。

再びそっと図書室を伺うと


目が合った。

彼女は目が合うと驚いたのか、慌てて窓際から離れてしまった。

俺ってバカ?
まさか自分が見られてると思わずずっと誰かに嫉妬してたとか。