見つけるたびに嫉妬しつつも、今日も見えた事が嬉しくて複雑な気持ちだった。


どうしても彼女の視線の先が気になってある日同じサッカー部の同じくらい視力の良い奴に声を掛けた



「なぁ、図書室の窓際に女の子が居るだろ?」

「あぁ、あの子か!いっつもお前見てるよな!」


え?



「ちなみに、お前が練習休みの日はさっさと図書室から居なくなってるんだぜ!」


そう肩に腕を回しつつ耳元で教えてきた奴に