「それで?なんで俺と目を合わせないのかな?教えてくれる?」


目が目が笑ってないよ川本くん!!


もう早く言えってオーラがでてる。
怖い怖すぎる。


「ほら、早くいえって。」

あー!もう、言うしかない。




「あのね、川本くんが好きになったの。だから恥ずかしくて」


川本くんのほうを見ると顔が真っ赤だった。

「どうしたの?あつい?大丈夫??熱中症??」

「ちげぇ。嬉しくて、つい。」


そうなんだ!ってえ?嬉しい?


「俺も結構前からお前が好き。俺と付き合ってください。」

「はい、お願いします。」



私たちは手を繋ぎあって夏を迎えた。