「先輩ずっと好きです。つきあってください。」


「ありがとう。でもごめんね。僕、今誰とも付き合うきが無くて。
でも気持ちは嬉しかった。ありがとうね。」


とフラれてしまった。



でもいい経験だったな、と靴箱に向かってると。


「おい!お前、地味な瀬川唯に告白されたんだろ?どうだった??」

「え?ひたすらにキモかったよ(笑)早く終わんないかなって思った(笑)泣か無かったのが唯一の救いかな(笑)」

「ま、お前は断るよな〜(笑)さすがって思うぜ(笑)」



これは現実???

あんなに優しかった先輩は陰でこんな事思ってて。

最悪だ。なんで勇気出して告白したんだろ。私のばか。

地味な私のことそんなふうに思って今日の告白聞いてたの?

そうだよね。気持ち悪いよね。



私は気づかないうちに泣いていた。