亮平さんを起こさないように
亮平さんの腕から抜け出した
静かなリビングを通り
お風呂へと向かい
熱いシャワーを浴びる
亮平さんの唾液、体液を洗い流す
ボディソープで洗い流すが
まだ亮平さんのが身体についているような気がして、またボディソープを使う
汚い
その言葉か頭から離れない
姉と同じものが私の中に…
そう思うと嫌で嫌で仕方がない
1時間、
洗い流すのにかかってしまった
これでいい
またリビングを通り
亮平さんが眠るベットへと戻る
パジャマを着ている分
亮平さんの肌と重なる部分は少ない
だから、大丈夫
そこまでして
いっしょにいたいのか
そう自分に問うが
答えなんてでない
もう、疲れちゃった