「お、おはよう。七一くん」
「おはようございます。吉野さん」
窓を開けて顔を出したのは、噂の吉野さんだった
「昨日はありがとう」
「こちらこそ、ありがとうございました」
「あ、あの…////…それで…
こ、コレ……////」
「………??……あっ、エイだ…」
吉野さんが七一に渡したのは、エイのストラップだった
「それ、昨日買ったんだけど…
二つ入りで…ね……////?
一つ余ってしまったから…
七一くんにあげようと思って……////
あっ、ほら!
七一くん、エイ可愛いって言ってたから…っ////!」
え……?
これって……
「いいんですか…?貰っても……」
「う、うん…////」
「ありがとうございます。
大切に使います」
「……っ////」
七一は、ニコリと微笑んで言うと
吉野さんは、なんとも言えない表情で顔を真っ赤にしていた
「じゃ、じゃあ…また…」
「あっ、はい。ありがとうございました」
そう言うと吉野さんは帰って行った