「うわぁ…すごい人ですね……」


「そ、そうだね……////」







水族館の中に入ると、カップル向けのイベントを開催しているからか、周りはカップルだらけだった









『あはは…////もぉ、やめてってば……』


『大丈夫。誰も見てないから…』


『いやだぁ…もぉ…////』









ちょっと!!

中は暗いからって、イチャつくのはやめなさいよ!!



ワタシだって!

ワタシだって…!



七一くんとイチャイチャしたいんだからね…っ////!!!!




例えば……






『ねぇ、七一くん
このコ、すごい可愛い!』



『そうですね。
でも、一番可愛いのは…………』





そう言って、七一くんはワタシを抱きしめ…






『あなたです。吉野さん
あなたが一番可愛い…』





と囁いた……






キャーーーー////♡
七一くん…ッ!!

可愛いなんて……っ////!

しかも、抱きしめながら……っ////
いや〜ん♡


もう、あなたの好きにして〜♡!!












「吉野さん。…??吉野さん!」


「え?…うはぁ…っ////!!!!」









ワタシが一人妄想をしていると……

七一くんがワタシを心配してか、顔を近づけてワタシを見ていた









ち、近い……っ////!!!!

七一くんの顔が目の前に……っ////!!!!









「中、暗いですし…足元気をつけて下さい
所々、段差あって転ぶといけないので…」



「……ああ…うん。き、気をつける…////」









ワタシがそう言うと七一くんはニコリと笑って
ワタシから顔を離し水槽の中の生き物たちを見ていた








や、優しい〜……////

優しいよ、七一くん…っ////!!



もう、何度私を惚れさせる気…////!?








「あっ、見てください
これ、エイですよ。

……すごいですね。本当にこんなに大きいんですね。」




「………ッ…」キューン…ッ////!!









はあ〜〜……ッ////!!

もう……や、ヤバイ…////


わ、私…死んじゃう…ッ////


七一くんに殺される…////!
し、死にたくないけど…七一くんに殺されたいって気持ちもある……////





あー、もう…ッ

本当に七一くん…好きーーー♡