「カッコイイね、七一くん…
その服、似合ってる」
「……?ああ…これ、兄のお古なんですよ
俺、あまり服に興味がなくて……
兄のを貰ったんです」
「あ、お兄さんのなんだ……?」
お兄さんの服なんだ……
でも、七一くんの服って言っていいほど似合ってるよ!!
七一くんは、何着ても似合うから!!
「吉野さんも似合ってます
いつものスーツ姿もイイですが、私服姿も素敵です」
「えっ…////!?あ、ありがとう……////」
キャーーーっ……////!!!
褒められた!!
七一くんに褒められた!!
す、素敵です……だって…////!!!
素敵です……
うふっ…
うふふ……////
「では、そろそろ行きましょうか」
「うん!」
ワタシは、嬉しさがいっぱいでニヤつきながら
七一くんと水族館の中に入った