「電話切った後、考えた。
瑠香は俺が蒼から聞いてると思って
言わなかったんじゃねーかって。」

『…宏太、蒼にまで嫉妬とかかわいい。』

「…はぁ??空気一瞬でぶち壊したな。」

『宏太のこと怖かったけど、
蒼にまで嫉妬してくれたの嬉しくって…
ちょ、宏太、!?』

いきなり、宏太は抱き締めてきた。

宏太はどこか余裕が無さそうな声だった。