むかーしむかし、あるところにポンデリラというかわいそうな女の子がいました

3人のいじわるなお姉さん達に毎日いじめられていたのです

「ポンデリラ、あたしたちこれからお城の舞踏会に行ってくるからしっかり掃除するんだよ!」

「はい、おねえさま。」
お城にはそれはそれはイケメンな王子様がいます。

「私も舞踏会いきたい」
ポンデリラはそんな思いで掃除をサボり、舞踏会に行くことを決めました

しかしポンデリラはドレスを持っていません
すると一人の魔法使いが現れました

「おやおや、ドレスがほしいのかい?」

「はい。魔法使いさん。青空のような真っ青なドレス、太陽のように輝くティアラ。それとガラスの靴なんてあったらどんなにすばらしい事でしょう!」


「ふーん。・・で?」


「で?って。。あ!そうだわ!お城までかぼちゃの馬車に乗って行きたいわ。どんなにすばらしいでしょう」

「だからなんだよ。勝手に行けよ。そうだね、すばらしいねって同意すればいいの?」


「え?だしてくれないの?ドレスと馬車」


「妄想もここまでくると哀れだね。あんたみたいなメス豚に着る服なんかないんだよ!一生便所掃除でもしとけ!カスが!」


カーン カーン カーン

0時の鐘が国じゅうにひびきました



おしまい