「食べすぎた...お腹いっぱい...」



ご飯をおかわりした花穂ちゃんはお腹をさすりながらそう呟く。



「たくさん食べてたもんね」



「美味しかったんだもん~美味しいものってご飯進むじゃん~」



朱里ちゃんと花穂ちゃんの会話を聞きながら一緒に部屋に戻っていると、



「麻奈さん!」



後ろから名前を呼ばれた。



くるりと振り返ると、圭介くん。



「ごめんね、ちょっと来て」



手招きしてくるから、朱里ちゃんたちに言ってから圭介くんのところへ向かう。