浩二さん、少し落ち着いて考えます‥



「ここって、二千六百何年だっけ?ピエールとシャルが生きているのが、二千三百何年?

オイ、ピエール!三百年未来なんだから、死んでたって当たり前じゃん!」

「浩二さん、それ当たり前過ぎますよ‥私が考えているのは‥」

「おう、俺もびっくりしたけど、お前ら結局、仲良く墓まで隣り合わせじゃん!
良かった、良かっ…… ええぇ~っ!」

「あの‥浩二さん‥気付くの遅すぎますよ‥」


… … … …


未来にトリップしてはいけない法律がある。

それが何を意味しているのか、今回結局ピエールにとっては幸福?な結果だと思うが…

場合によっては‥

痕跡を残してはいけないことも、そんな当たり前の理由なんです