浩二さん、毎度おなじみ[ウミン号]のカゴです。
行き先は栞ちゃんの家、[料理屋 灯台]
今じゃ、すっかり田島家の台所。
「うーん‥有美ちゃんが言うのも解るけど‥少し多いわね‥」
「えー、そんなぁー?」
「栞だって、そんなにもらったことないよぉ‥」
「そうだよなぁ、栞ちゃん!中学生だし!」
「浩ちゃん、あなたもよ~(笑)必要ないでしょ。こんなに‥」
「お、おい~俺はいいだろ。何かと必要なんだよぉ~!」
「はいはい、じゃ、これは、通帳に、お小遣いは2人とも、3万円!以上!」
「えぇー?」
「おーぃ?」
「栞、有美ちゃんと上に行っといで(笑)」
「なぁ、文(ふみ)~。もう1万!いいだろ~?」
「ダメです。」