ピエールが、唐突に現れ、浩二さんプチパニックです

裏口にカゴを置いて‥



「ピエール!そいつを、持って帰ってくれよ。
この時代にあると、まずい物なんだろ?」

「それじゃ、これで行きましょうか?その方が早いですから。」

「あ‥ああ‥」



浩二さん、これでも男ですから、怖いとは言えません


「私の後ろに、座って‥手はここに‥はい、そうです。じゃ、動きますよ。」



うーん、浩二さんの恐怖も、わかります

スッと浮いたと思ったら、ちょっとお辞儀をするような格好で、滑ると言うよりも、明らかに飛んでいます!

浩二さん、固まってます

説明するヒマもなく、ほこらに到着します

本当に、スッとスピードが落ちて‥止まった‥



「つっ‥着いた?」

「はい。」



浩二さん、ちょっとふらついてますけど‥