｢突然で、ごめんなさいね‥あなたは、ゼウスが選んだ人なの‥

あの子は人見知りがひどいけど、ピエールから聞いて、私も驚いてます。

あの子が外出して、24時間以内に帰って来たのは、初めてのことよ‥｣


そこまで話したところで、パラソルの下のチェアに、並んで腰掛けた‥


｢あ‥浩二さん、何か飲みます？｣

｢ビ‥ビールを‥もらえますか？
それと、上を一枚だけ脱いでもいいですか？ちょっと暑くて‥｣

｢うふっ､大丈夫よ‥お脱ぎになって‥
ピエール、オレンジジュースとビール、それに、タオルをお願いね‥｣

パラソルのテーブルに置いてある、DVDのパッケージのような物に触れながら、彼女は話した

浩二さん、美人には特に緊張します
すでに、汗だくです

シャツを一枚脱いでいる間に、ピエールが飲み物とタオルを持って、後ろに立っています


｢お嬢様、こちらでよろしいですか？｣

｢ありがとう、ピエール‥ 下がっていいわ‥｣