営業部、商品開発部、広報などなど郵便物を配布して回り、最後に重役フロアの郵便物である。
普段は郵便物は重役フロアの物はその手前の秘書課へ預けて終わりなのだか今回の郵便物は大至急の印鑑付きのため重役フロアのその方の部屋まで直で届けてと庶務課長に言われていた。
だが、しかし疑問が残る。
この大至急の郵便物。
なんと社長宛なのだ。
こんな小娘アルバイトが社長室なんて大層なお部屋に入っていいものなの?
大丈夫なの?
そんな不安と疑問がないまぜのまま、とうとう重役フロアへ辿り着いた。
まずは秘書課へ顔を出してから行きなさいと朝比奈主任は言っていたので、秘書課ブースへ顔を出す。
「こんにちは、庶務課の秋野です。社長宛の大至急の郵便物をお届けにあがりました。」
そう言うと
社長秘書で秘書課長の小泉さんがブース入口まで来てくれた。
「よくお越しくださいました、秋野さん。社長室にご案内します。」
メガネインテリ系の冷静沈着な感じの小泉さんが何故か一介のアルバイトにかなり丁寧に話すのは何故?
またも疑問が湧き上がるも、ついていかざるおえず小泉さんの後ろについて歩く。
するといくらもしないうちに重厚感漂う大きな扉の前についた。
普段は郵便物は重役フロアの物はその手前の秘書課へ預けて終わりなのだか今回の郵便物は大至急の印鑑付きのため重役フロアのその方の部屋まで直で届けてと庶務課長に言われていた。
だが、しかし疑問が残る。
この大至急の郵便物。
なんと社長宛なのだ。
こんな小娘アルバイトが社長室なんて大層なお部屋に入っていいものなの?
大丈夫なの?
そんな不安と疑問がないまぜのまま、とうとう重役フロアへ辿り着いた。
まずは秘書課へ顔を出してから行きなさいと朝比奈主任は言っていたので、秘書課ブースへ顔を出す。
「こんにちは、庶務課の秋野です。社長宛の大至急の郵便物をお届けにあがりました。」
そう言うと
社長秘書で秘書課長の小泉さんがブース入口まで来てくれた。
「よくお越しくださいました、秋野さん。社長室にご案内します。」
メガネインテリ系の冷静沈着な感じの小泉さんが何故か一介のアルバイトにかなり丁寧に話すのは何故?
またも疑問が湧き上がるも、ついていかざるおえず小泉さんの後ろについて歩く。
するといくらもしないうちに重厚感漂う大きな扉の前についた。